合格者の声

第1回上級合格者 築谷理絵さん(鳥取県)

2015-06-03

「大人になってから妖怪ファンに」

「境港妖怪検定を受けた」というと、幼い頃から妖怪好きだったと思われることが多いが、正しくは「妖怪好きになり損ねた」のである。
妖怪図鑑の類いを持っていなかったので、読む機会がほとんどなかった。

しかし、当時たまたま本屋で見た1ページを未だ鮮明に覚えているほどなので、妖怪への憧憬は相当のものだったのだろうが…。

だから、初めて水木しげる先生の妖怪の本をじっくり読んだのは30代になってから。
だが、そこからは早かった。

本を手にした数力月後には、妖怪検定中級を受験。勢いに乗って上級にも挑戦した。
こうして瞬く間に妖怪の世界へ―。ですから、皆さん、妖怪にハマるのに遅すぎるということはありませんよ。

妖怪好きにも色々なジャンルがあると思うのだが、私は物語の中の妖怪ではなく、江戸時代の妖怪目撃談が好きだ。

「何これ!変な生き物!」という、見た人の荒い鼻息が伝わってくるような記事は、たまらなく面白い。
当時の人々が本気で人魚や雷獣だと思っているところにロマンを感じる。たとえそれが深海魚やハクビシンだったとしても。

米子の海でも江戸時代に「ぬるぬる坊主」というのが目撃されている。
胴まわり2尺、杭のような形、体はぬるぬるしているらしいのだが、その正体は今も謎のままである。

米子に行く途中に海が見えたら、この妖怪の正体に思いをはせてみるのもいいのではないだろうか。

築谷理絵さん自作のイラスト

築谷理絵さん自作のイラスト

第1回上級合格者 西表山猫さん(高知県)

2015-06-03

「高知の妖怪紹介した冊子発行中」

友人に勧められて、何となしに受けてみるかと思ったことが始まりでした。

当初、妖怪は好きだけど、“ハマる”程ではありませんでした。

2006年に初級をあっさり合格したので、翌年の中級も簡単だろうと受験して、血の気が引きました。
しかし、何とか初級から上級まで、初回で合格したことがプチ自慢です(笑)。

受験勉強でテキストを覚えているうちに、自分の住んでいる所にも結構妖怪って棲息しているのだな…と気づきました。

そこで、水木先生の本のように、辞書のような地元高知県の妖怪だけをまとめた五十音順の本があれば良いなと考え、オタクな私は、小さなコピー本ですが、作成することを決意。
近所の図書館に通っては、郷土資料を漁るなど少しずつ準備を進めました。

そして、地元の自費出版イベントで「あ行」を販売したところ、予想外に好評で、現在1巻目だけで50冊以上ご購入いただきました。
2012年に50音順全て発行し、今は地域別に分類した物を順次発行中です。

本と言っても1冊に5体のみ紹介している薄い小冊子なので、発行後に見つかった妖怪を含めてホームページ(http://wwr6.ucom.ne.jp/amaneko/)も立ち上げて紹介しています。興味のある方はどうぞ。

このように検定がきっかけで妖怪にハマリ、書庫は妖怪書籍で埋まりつつありますが、上級妖怪博士の称号に恥じぬよう日々精進してまいります。

西表山猫さんの「愛猫すぐり」(15歳) いずれ猫又になる

西表山猫さんの「愛猫すぐり」(15歳) いずれ猫又になる

第4回上級合格者 二宮里実さん(千葉県)

2015-06-02

「生活にそっと入り込む妖怪の魅力」

念願の妖怪検定上級に合格することができました。

思えば、小学生の頃からゲゲゲの鬼太郎が大好きで、登場する妖怪達に何か惹きつけられるものを感じていました。

アニメだけでは飽き足らず、週末になるごとに図書館で水木先生の妖怪図鑑を何度も借りて読みふけっているような子供でしたので、この時から妖怪の魅力にとりつかれていたんでしょうね。大学の卒論でも、妖怪について書いた程です。

そして31歳の今でもこうして妖怪に情熱を傾けられるのは、単にキャラクターとして好きなだけではないような気がします。
私たちの生活や文化の中にそっと入り込んでいるところが、たまらなく魅力的なのです。

今回の上級試験では「飛縁魔(ひのえんま)についての論文を書きましたが、現代の時代でも「丙午(ひのえうま)生まれの女性」の迷信は信じる人が多く、実際の出生数に大きく影響を及ぼした歴史もあります。

他にも、てるてる坊主の元は、実は妖怪だったりと、身近なところに彼らはいたりするのです。

妖怪とは、酒落のきいた先人達の手によって創られたものですが、それが控えめに、だけど、ちゃっかりと現代にも生きているというのは、実に日本らしくて粋な感じがします。

上級を受験するにあたって、そんな妖怪についてさらに深く調べたり、勉強するいい機会をいただけたなと、思います。

そして来年からは、試験に必死で見る余裕のなかった境港のブロンズ像を思う存分見て回りたいです。

上級バッジを持つ二宮里実さん

上級バッジを持つ二宮里実さん

第1回上級合格者 福井淳子さん(島根県)

2015-06-02

「妖怪検定との出会いに感謝」

2006年8月某日、地元新聞に掲載された「第1回境港妖怪検定開催」の胸躍る記事が妖怪検定との出会いでした。

間違いなく楽しそうだったので迷わず申し込み、合格発表後に送られてきた合格証のデザインがとても素敵で、それを見た友達も「透かし絵がいいね~♪」と言っていたのを覚えています。

その後、中級に合格し、何かの間違い(!)でなんと、上級にまでも合格できたことには、本人が一番びっくりしました。
上級合格という素晴らしい称号をいただいたことに感謝し、妖怪が結んでくれたご縁を大切にしていきたいと思う今日この頃です。

私は、妖怪を生み育ててきた背景である、日本的な文化や日本人の心の在り様に心惹かれます。

生活の中で妖怪を生み出し畏れ敬いながらも一方ではキャラクター化して楽しんできた感性。
過去からずっと、生活の中に普通に妖怪を受け入れ育て共存してきている民俗性が、同じ日本人ではありながらも、とても興味深く愛着を感じるところです。

「人間と妖怪との共存感」が半端なく素敵な水木しげるロードは、妖怪も人間もみんなが楽しくハッピーになれる異世界であり、何度訪れても楽しめる素敵な場所です。

これからもますます、進化していき、私たちをもっと笑顔にしてくれることを楽しみにしています。

201411

第2回上級合格者 川瀬 仁さん(長野県)

2015-06-02

「妖性博士のいるお店」看板が好評

第4回境港妖怪検定のとき、家族4人で10時間かけて境港に出かけ、初級と中級に合格(このときは無事家族全員合格)しました!

第7回検定の上級試験(上級試験としては第2回)において、地元長野県の誇る「鬼女紅葉ちゃん」についての論文で、晴れて念願の「妖怪博士」になることができました。

私は長野県安曇野市で蕎麦屋を経営しておりますが、「妖怪博士のいるお店」の看板を出しています。
そのため、徳島から来られたお客様に「私の隣の町におじいさんの妖怪の石像があるんだけど」と、水木しげるロードでもお馴染みのあの妖怪について声をかけていただいたり、「子供のころ、狐の嫁入りを見たんですが…」とか、「このあたりで有名な妖怪は何ですか?」など、妖怪の話題が尽きません。

近頃は、ゲームやアニメを中心に地縛霊の猫の妖怪が大活躍しているようです。
新しい妖怪たちもぞくぞく誕生し、小さい子どもから大きな子どもたちまで、がっつり憑りつかれているみたいですが、怪しい出来事や体調不良など説明のつけづらいものを何でも妖怪のせいにしちゃう。

時代は変われど、いつでも身近で、都合のいい存在でいてくれる妖怪って、ほんとに素晴らしいですね。

201407

旧加茂川沿い(米子市)に設置されている河童の三平像に寄り添う川瀬仁さん(右) ⓒ水木プロ

第1回中級合格者 森脇陽子さん(鳥取県)

2015-06-02

「妖怪三味の毎日が受験の動機」

こんなうってつけの検定試験は他にはないと、その時思った。
なぜなら当時の私は、息子と妖怪三味の毎日を送っていたからだ。

今では毎年恒例となった境港妖怪検定。
名前の知らない妖怪が載っていると、息子のために持って帰ってきたチラシには、「妖怪博士になりましょう」と書かれていた。
受験申込をするのに時間はかからなかった。

水木しげるロードで妖怪と出会ってから、すっかり妖怪の虜になってしまった。
当時、2歳の息子との時間は、妖怪なしでは語れない。
水木しげるロードはもちろん、水木しげる記念館や鬼太郎列車の見える駅に足しげく通う日々。

図書館から借りるのは、絵本ではなく妖怪に関する本ばかり。
絵本の読み聞かせならぬ、妖怪本の読み聞かせの日々だった。

当然、日常生活にも常に登場。例えば、お風呂からいつまでもあがらない時には、「あかなめが舐めにやってくるよ~」という具合。
これがまた、実に効果的。妖怪がとても身近な存在に感じられた。

ここまで息子を夢中にさせる妖怪の魅力って…。
そう思っていた自分も、気がつけば、妖怪にどっぷりはまっていたのだった。

つい先日も、子ども達と水木しげるロードヘ。
抱きあげなければ、撫でることができなかった妖怪ブロンズ像に、すっかり手が届くようになった息子とは対照的に、いつまでも変わらぬ姿で残り続ける妖怪達。

覚えた名前で声をかけると、答えてくれたような気がして、幸せな気持ちになった。

妖怪検定中級テキストを手にする森脇陽子さん 「日本妖怪大全」講談社 水木しげる

妖怪検定中級テキストを手にする森脇陽子さん 「日本妖怪大全」講談社 水木しげる

第3回上級合格 野原小麦さん(山口県)

2015-06-02

「まだまだ続く、妖怪日和」

2014年3月8日、境港を訪れた。

水木しげる先生92歳の誕生日をファンとして、勝手にお祝いするためだ。
お祝いは先生の生誕地で行わなければなるまい。そう思い、自宅のある山口県山口市から自家用車で出発した。

およそ7時間かけてのドライブ。これが記念すべき30回目の境港訪問だった。
ノスタルジックな雰囲気。景色の中に潜むナニモノかの気配。境港に行けば、妖怪好きの妖怪感度はグングン上がる。

私は幼い頃から水木しげる先生の描く妖怪が大好きで、日々、妖怪画を眺めて暮らしている。
妖怪図鑑片手に思いを巡らせ、詩を綴る。題して妖怪詩。これまでに作った妖怪詩は、煩悩の数百八つを超える。
この熱い気持ちを懲りずに3度も論文にぶつけ、「境港妖怪検定」憧れの上級試験に昨年やっと合格した。

写真はユーラシアカワウソ。
なんだか妖怪っぽく見えないだろうか。
こんなところにすら、妖怪らしさを見つけてしまう楽しさ。
それを伝えるのが妖怪博士の役目だと思う。

いずれは、水木しげるロードのブロンズ像すべてを妖怪詩にしてみたい。
といっても、プロンズ像はこれからもどんどん増殖していくだろう。私と妖怪との追いかけっこは、まだまだ続くのだ。

境港に行く理由が尽きることはない。

201406

妖怪博士としてご紹介したい「ユーラシアカワウソ」

第1回上級合格者 ぬらりひょん打田さん(東京都)/

2015-06-02

「妖怪文化発展に身をささげます。」

妖怪タレント「ぬらりひょん打田」です。

東京都某所に在住。
イベントなど出演の他、妖怪スポットツアーや朗読会、妖怪グッズ市などもやらせていただいております。

妖怪検定に関しては、初級・中級・上級と取らせていただきました。
早朝に飛行機で境港入りして受験した第1回上級試験のことを懐かしく思い出します。

上級合格は素直に嬉しかったです。
普段から「特にそこまで妖怪好きでない方」に興味を持ってもらえるような妖怪話をしよう…と考え、いろんな人に話しているので、それが活きたのかもしれません。

「恋するろくろ首」というタイトルで、ろくろ首と遊女や生霊をからめた小論文を書かせていただきましたが、独自の妖怪愛を盛り込んだのも良かったのかもしれません…。
やはり美人の妖怪はイイッ!

私の周囲でも妖怪検定を取る友人が増えてきて、嬉しい限りです。
受験生の皆様、応援させていただきます!そして、今後も妖怪文化発展に、この身をささげる所存であります!

よろしくお願いいたしますぞ!
ブログ(http://ameblo.jp/nurariuchida/)もご覧ください。妖怪検定上級対策講座の記事もあります!

あなたに取り憑く妖怪アイドル【100-YOKAI】(中央がぬらりひょん打田さん)

あなたに取り憑く妖怪アイドル【100-YOKAI】(中央がぬらりひょん打田さん)

 

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