境港市

さかなと鬼太郎のまち

境港市は、鳥取県西部にある弓なりの美しい砂浜を誇る弓ヶ浜半島の先端ににある人口約33,000人の小さな市です。

昔から境港は、日本海側屈指の漁港としても有名で、1990年代に5年連続で水揚げ量日本一を記録し、現在もカニ水揚げ日本一を誇ります。また生のクロマグロも全国屈指の水揚げ量を誇ります。

漁港、商港として栄えるほか、コロナ禍も明け、寄港するクルーズ客船も増加しており、今年は年間約30隻が寄港する見込みです。コロナ禍前には年間最大約60隻のクルーズ客船が寄港していました。
また空港は「米子鬼太郎空港」の愛称で親しまれており、空港ビル内にも様々な妖怪たちがオブジェやステンドグラスとなってお客様をお出迎えしています。

現在は羽田便のみですが、10月25日からソウル便の定期運航再開も決定。香港、台湾などのチャーター便も降り立っており、インバウンドを含め、コロナ禍からの観光需要の回復が期待されています。

境港市は、日本漫画界の巨匠・水木しげる先生が生まれ育ったまち。
水木しげる先生の代表作「ゲゲゲの鬼太郎」をはじめ、日本各地の妖怪のブロンズ像やオブジェが約800mに渡って立ち並ぶ「水木しげるロード」は、1993年にオープンしました。この時のブロンズ像の数は23体。その後、ブロンズ像や様々な仕掛け、妖怪神社や水木しげる記念館などの施設が徐々に増えています。オープンからこれまでの入込客数は累計4,000万人を超えています。

2018年7月14日には大規模なリニューアル工事が完成しました。対向2車線の車道を一方通行1車線とし、歩道を拡幅しました。段差も減らしてバリアフリー対応となったことから訪れる全ての人に楽しんでいただける観光地として生まれ変わりました。177体にまで増えたブロンズ像もカテゴリーごとに再配置されました。

また、このリニューアルの目玉として夜も楽しめる仕掛けも施されました。
ブロンズ像や樹木のライトアップや50を超える妖怪影絵などの夜間照明演出など様々な工夫が凝らされました。昼とは一味違う妖しい雰囲気が楽しめるということでお客様にも大変好評を得ています。

今年、2023年に水木しげるロードはオープン30周年を迎え、様々なイベントも開催されています。
また現在建て替え工事のため閉館中の水木しげる記念館が来年4月にはリニューアルオープンします。

境港市のキャッチコピー「さかなと鬼太郎のまち」の通り、豊かな海産物と鬼太郎をはじめとする妖怪たちが皆さんのお越しをお待ちしています。

 


 

調布市

水木マンガの生まれた街 調布

©水木プロ

調布市は、東京都のほぼ中央、多摩地区の南東部に位置し、約239,000人の方が暮らしています。新宿副都心から15㎞の距離にありながら、豊かな自然に恵まれた人気のエリアです。

調布市は、水木先生が50年以上お住まいになり、この地で「ゲゲゲの鬼太郎」「悪魔くん」をはじめとした傑作を生み出した「水木マンガの生まれた街」です。

水木先生には、2008年に調布市・名誉市民の称号が贈られています。調布市内では、水木先生の作品に登場する妖怪やキャラクターと出会うことができ、天神通り商店街のオブジェやミニバスに描かれた鬼太郎と仲間たち、深大寺の参道にある「鬼太郎茶屋」、2019年に開園した「鬼太郎ひろば」など、様々なゆかりのスポットが市民に親しまれています。

調布市では、水木先生の功績をたたえ、命日である11月30日を「ゲゲゲ忌」と命名し、ゆかりの地を巡るイベントなどが毎年開催されています。

「ゲゲゲ忌2023」開催期間:2023年11月17日(金)から11月30日(木)まで

そのほか、調布市内には、関東屈指の古刹である「深大寺」と名物・深大寺そば店や、ラグビーワールドカップ2019™日本大会や東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の会場となった「東京スタジアム(味の素スタジアム)」や「武蔵野の森総合スポーツプラザ」などがあります。

また、日活調布撮影所や角川大映スタジオの2つの大きな撮影所のほか、多種多様な業種・規模の映画・映像関連企業が約40社立地していることから、「映画のまち」としても知られています。