土地の歴史や伝説などに興味
私は2006年に初級を受験して合格し、2011年に中級、2012年には、上級試験に合格できました。
幼い頃からゲゲゲの鬼太郎はもちろん、妖怪の話や各地の民話、伝説に興味があり、社会人となった今では、国内旅行好きの私にとって、境港へ旅行することを含めて、受験は年に一度の楽しみの一つでした。
初級を受験した時は、四国・高松に住んでいましたが、中級・上級受験時には転勤になり、東京へ。現在も同じところに住んでいます。
そこは、東京スカイツリーのすぐ近くで、「本所七不思議」の言い伝えが残る地域でもあります。
上級試験の論文では、この七不思議についての考察を論述しました。論文の答案作成時に改めて、「置いてけ堀」や「送り提灯」をはじめ、古い昔話である七不思議が、現代の大都会の中で身近に存在し、認知されているのだと思いました。
以来、国内を旅行した際には、訪れた旅先で、地名の由来やその地域に伝わる伝説、民話に興味を持って、立て看板を読んだり、パンフレットを収集するようになりました。
美しい景色を見たり、美味しい食べものを食べたりすることも旅の楽しみではありますが、その土地にまつわる歴史、伝説、民話を調べたり、探すのも面白いものです。
ここしばらくは、境港や山陰地方を訪れることができなかったので、久しぶりに水木しげるロードや水木しげる記念館へ鬼太郎列車に乗って訪れたいと思います。
墨田区在住の川北浩介さん