「妖性博士のいるお店」看板が好評

第4回境港妖怪検定のとき、家族4人で10時間かけて境港に出かけ、初級と中級に合格(このときは無事家族全員合格)しました!

第7回検定の上級試験(上級試験としては第2回)において、地元長野県の誇る「鬼女紅葉ちゃん」についての論文で、晴れて念願の「妖怪博士」になることができました。

私は長野県安曇野市で蕎麦屋を経営しておりますが、「妖怪博士のいるお店」の看板を出しています。
そのため、徳島から来られたお客様に「私の隣の町におじいさんの妖怪の石像があるんだけど」と、水木しげるロードでもお馴染みのあの妖怪について声をかけていただいたり、「子供のころ、狐の嫁入りを見たんですが…」とか、「このあたりで有名な妖怪は何ですか?」など、妖怪の話題が尽きません。

近頃は、ゲームやアニメを中心に地縛霊の猫の妖怪が大活躍しているようです。
新しい妖怪たちもぞくぞく誕生し、小さい子どもから大きな子どもたちまで、がっつり憑りつかれているみたいですが、怪しい出来事や体調不良など説明のつけづらいものを何でも妖怪のせいにしちゃう。

時代は変われど、いつでも身近で、都合のいい存在でいてくれる妖怪って、ほんとに素晴らしいですね。

旧加茂川沿い(米子市)に設置されている河童の三平像に寄り添う川瀬仁さん(右) ⓒ水木プロ